July 09, 2009

最終回

尊敬するラグビージャーナリスト村上晃一氏や藤島大氏、若手有望株の落語家をなぜ呼ぶことができるのだろうか?
決して広くはない、決して目立ったところにあるわけではない店にいつも沢山の人が集まってきました。
私にとっては、ど真中ストライクの企画をたくさんやってくれたので、何度となくイベントにお邪魔させていただきました。

久しぶりに三鷹『文鳥舎』へ行ってきました。
この日は、『文鳥舎寄席【はくしゅ喝采 さんざめく異界 vol.14】―――白酒&三三 二人会―――』だったのです。
桃月庵白酒そして柳家三三、二人とも大好きな噺家さんです。
そして、正直なところ、数十人しか入れない、この場末(失礼!)の店に、よく来てくれるものだなあ・・・といつも思っていました。
この日も、立錐の余地もないほどの満席。
そりゃあそうです。なにしろ人気の二人が二席ずつたっぷり演じてくれるのですから。

三三の『引越しの夢』で口あけ。
この噺は、この店で聴いたことがありました。
白酒は、なんという噺なのでしょうか『五軒長屋』というのかなあ・・・聴いたことがなかったけれど、野ざらしを思わせるような筋の噺でした。
中入り後、白酒が『出来心(花色木綿)』
そして最後に三三が『明烏』
という、2時間20分あまりの至福の落語会でありました。

お二人の口から「今夜で最終回」という話しがあったので、
さすがにこのキャパでやることは厳しくなったということなのかなあ・・・と、思ったり、
もしかして、店を閉めてしまうということなのか?と、思ったりしながら店を出てきました。

今日、店主クミコさんのブログをのぞいてみると、予想した二つのうち、あっては欲しくなかったほうの告知がされていました。
残念です。
本当に残念です。

三鷹の街からひとつ文化の灯が消えることになったのです。


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July 06, 2009

セブン・ア・サイド

酷い二日酔いでした。
試合前日に深酒するなんて、とんでもないことです。
どうもすみません。

この日は、葛西臨海グラウンドで、江戸川区主催のセブンス大会でした。
15人でやる普通の広さのグラウンドでやる7人制ラグビー。
通常の感覚で言えば、私のような肥満フォワードはいやがるものです。
しかし、私たちのクラブは、昔、特に春先はセブンばかりやっていたので結構嫌いではありません。
セブンスを練習すれば、それが15人制に生きるという教えを一応受けた経験があることはあるのです。
昔の感覚を思いだしながらやれば、なんとかなるのではないかと思っていました。
しかし、前日深酒で朝からトイレに行き通し。
16チームが集まった開会式もトイレから直行という有様でした。

周囲を見渡すと、ピチピチした若者チームが目につきます。
この大会は、オーバー40限定のものではないようで、余計に気分がすぐれなくなってきます。
それでも1試合目は、主催者の計らいにより、同じような年齢層のチームと対戦。
双方とも、不慣れなセブンですが、それなりの雰囲気を醸そうと努力している感じです。
スロービデオを見ているようなテンポの試合は、凄絶な引き分けという結果。
双方とも傷つかない最高の結末でありました。

2戦目、相手は最近流行りのピッタリしたジャージに身を包み、明らかに若く、シャワーの水をはじくような年ごろの連中が揃っています。
昔流行りのジャージに身を包んだおじさんチームはよくやったように思います。
しかしながら、走力の差は如何ともしがたく、1本対沢山という結果に終わりました。
この試合中、この日の大黒柱、Tがボールをもってこちらへ流れてきました。
私は判断よく(?)、Tとクロスする方向へ走りだしました。
奴が私にボールをくれるはずなどありません。
クロスはダミーとなって、なんとかしてくれるだろうと、思っていたところ、Tはまともに私にボールを渡すんです。
予想外の展開に焦りました。
しかも、私の周囲は敵ばかり。パスを渡す相手が見つかりません。
そこで、私は判断よく(?)相手ラインの背後にショートパントを上げました。
それを、素早くキャッチして・・・という風には行かず、回り込んできた敵に処理されて、切り返されて・・・
ということになった訳です。

帰り、同期3人で飯を喰いにいきました。
Nは「あの時、パント蹴ってからスピード落としただろ?」と、失礼なことを聞いてきます。
「落としてなんかいねえよ!あれでも精一杯走っていたんだよ!」

泣いてもいいですか?

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猿工房

猿工房と書いて『えんこぼ』と読ませる東中野の店で、極私的同窓会が催されました。
かねてより中野から三鷹あたりの中央線沿線には優れた店が多いと言っていますが、東中野は全く研究が及んでいません。待ち合わせまで時間があったので、西武線中井で下車しプラプラと落合経由で東中野まで歩き、駅の周辺を逍遥してみましたが、これといった店が見当たりません。
マメな幹事さんによって、今宵の会場として設定されたこの『猿工房』は、なーんにもない路地を入ったところにありました。いまどき風のこじゃれた店のようです。

私的同窓会は、中学校の同級生数名で、毎年1~2度行なわれていたらしく、今回、縁あってそこに混ぜてもらうことになったのです。
今回集まる8名のうち半分は名前を聞いても、卒業アルバムで顔をチェックしても記憶の糸は繋がりません。
それどころか、会ってみても「どうも、初めまして・・・」と、挨拶したくなるほどの状況でした。
そりゃあそうです、中学校を卒業して34年間、一度も会ったことがないのですから。

そうは言っても同窓生。
共通の思い出があったり、懐かしい先生のことで盛り上がったりしているうちに、心通じ合う感じになってきます。
翌日はラグビーの試合があるから軽く失礼しようかなあ・・・なんて思っていたことなど完全に忘れ、現在の仕事のこと家族のことなど話は展開し始め、それとともに酒量は増すばかりです。
公立中学校ですから、私のような無学無教養のものから、目の玉が飛び出すような華やかな経歴をもつものまで雑多な人種が机を並べていたので、こういった会は特に面白さが増します。

ダイエットには大敵の、最後のラーメンまでやっつけて深夜に帰宅。
一応、反省したり後悔したりしながら、一瞬で深い眠りに落ちました。

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July 04, 2009

お腹にやさしい

先日、宿直明けでヘビーなラーメンを喰って、こたえた中年のおじさんとしては、反省をしてお腹にやさしいものを食べようと赤羽に向かいました。
環八がトンネルや陸橋を整備してくれたおかげで、赤羽は結構近い町になってくれました。
まあ、冷静に考えれば、わざわざ昼飯を食べに行くほど近いわけではありませんが・・・

目的地は、讃岐うどんの『すみた
以前は、十条の篠原演芸場先にあった名店です。
久々の訪問でしたが、やっぱり美味かったなあ・・・
うどんはもちろんですが、てんぷらもカリカリッとあがっていて、とても幸せな午餐をいただいちゃいました。

どこもかしこも食べ歩いたわけではありませんが、東京随一のうどんの名店と言ってもいいのではないでしょうか?Image01402

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July 01, 2009

寄席を楽しむ

ミクシイを通じて三遊亭歌奴師匠と直接メールをやりとりさせていただいたりしております。
ありがたいことです。
その師匠から、鈴本で『喰らえ!!落語どんぶり5人前+1』という落語会のお誘いをいただきました。
平成7年に入門した同期のみなさんが集まった落語会のようですが、歌奴師匠はトリを務められるとのこと。
いつもの落語仲間に声を掛けると、4人が手を挙げてくれました。
師匠の噺は、初めてと言う人もいます。

新宿末廣亭6月下席の主任は、柳家小三治師匠です。
この10日間(代演の日が3日間あるので、ほんとうは7日間)は、当代一の人気噺家の至芸に触れようと、沢山の落語ファンが末廣亭に駆けつけています。
歌奴師匠には申し訳ないのですが、正直なところ、どうせ冷たい視線を浴びながら落語に出かけていくのであれば、末廣亭に行っちゃおうかなあ・・・という気持ちの揺れがあったことは事実です。
ですが、真打の師匠から直々に声を掛けていただきながら、それを無視して他の寄席に行くような不義理は出来っこありません。

で、鈴本に出かけて行きました。
これが、よかったんです。
歌奴師匠が素晴らしいのは、もとより周知のところですが、その他同期の百栄・歌橘・菊太楼・志ん丸の四人師匠方も、ついでに太神楽の勝丸師匠まで大笑いさせていただける念の入れようです。
もし末廣亭に行っていれば、立ち見かあるいは座れたとしても尻が痛い状況で3~4時間。
独演会でなく狭い寄席で聴ける小三治師匠の芸だとしても・・・

この日の鈴本は、大入りとは言わないまでもイイカンジで席が埋まった状態。
周囲の笑い声に包まれて、ゆったり聴ける寄席の雰囲気を堪能致しました。
お目当ての歌奴師匠の演目は『寝床』
若いのに、泣かせる噺も、聴かせる噺もいいのですが、寝床のような滑稽なものも秀逸です。

反省会は、ガード下の焼き鳥屋で風に吹かれながら・・・

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