勝負する勇気
トップリーグ開幕戦、サントリー対東芝の試合が雨の夜に開催されました。
つい前売り券を買ってしまったので、雨の中を出かけていくことになっちゃいました。
メインの屋根下に席を確保できたので、それなりに快適に観戦できました。
同行のTさんからメールで、
「他の人たちにサントリー側にいるとメールしてしまったので、不本意かもしれませんがそちらに席をとってくれませんか?」というような内容のメールをいただきました。
サントリーを応援することは不本意ではありません。清宮監督には近い将来代表監督として手腕を振るって欲しいし、そのためにはいつまでもトップリーグで結果を出せないと言うようなことはあって欲しくはないからです。
しかし、私が不本意なのは、席を東芝側だとかサントリー側だとかに分離させる協会の考え方です。
ラグビーはサッカーと違い、それがたとえイングランドが絡むようなゲームであっても双方のファンが入り混じって観戦しても問題が起こらない、と言うか、むしろ混在しているからこそ楽しい!という文化があるのです。
それを浅知恵の運営担当者に否定されるようなことはあってはいけないと思うのですが・・・
試合は拮抗した状態が続き、前半は3-0でサントリーがリードして終わりました。
東芝はポイントが出来ると5メートルほど横に4人ぐらいが集まり、そこへ当たり前のようにボールを動かし、またポイントをずらして作るようなプレーを繰り返していました。それがまた全く機能していません。ラインアウトも獲れずに、ほとんどサントリーを脅かすことなく自滅していきました。
この日、唯一のトライは小野沢の突破によって生まれました。
ウイングらしく外で勝負して2人を抜き去り、有賀に返したところで美しいトライが完成されました。
今のラグビーは、ある意味臆病な戦法が支配しています。
ボールを継続するために味方の近くから大きく離れて勝負することを避けて戦っています。
しかし、それではプレーするものも、見ているものも楽しくないと思うのです。
昨日の小野沢のような、また遠藤がウエールズ相手に見せたような敵をぶち破る勇気を見たいのです。
トップレベルのディフェンスは厳しいのでしょう。さりとて彼らも人間です。
「あっ、しまった!行かれた!」
なんてドキドキしながらディフェンスしている選手だっていっぱいいると思うのです。
なにせ人間なのですから。


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