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March 31, 2009

バキッバキッ!!

先日、試合中に相手選手が倒れ、一時は心肺停止状態にまでなったことで、途中中止になってしまったので、もう一度やりましょう!と、お誘いがありました。
イマイチ気乗りがしないまま柴又の河川敷まで行ってきました。

事件は、前半途中に起こりました。
左サイドで、出来たモールからボールをパクり、そのまま左サイドをつこうか?と、出掛かったところ、モール自体が押し流されるように私の行くてをふさごうとしたので、タッチに押し出されないようにとラックを作りに前に倒れこもうと試みました。
その時、後方から誰かがのしかかってきたので、私は無理な体勢ででんぐり返しをするような格好になり、しかも首の辺りを支点に何人かの重みを受けることになってしまったのです。
「やばい!」と、思った次の瞬間には、
「バキッバキッ!!」と、嫌な音とともに、頚椎付近に激痛を感じて動けなくなってしまったのです。
プレーが止まり、レフリーや周囲の人が、
「大丈夫か?」と、聞いています。
私は、とっさに手を開いたり閉じたり、足首を動かしてみたりしました。
動きました。
うつぶせのまま、
「大丈夫です。頭も打ってないし、手足も動きます。でも、とにかく首の辺りが痛いので、暫く寝かせておいてください!」と、伝えました。
水をかけてもらい、痛みが少し落ち着いてきたので、顔を上げようとしても思うように上がってくれません。
手を添えるようにして、なんとか顔を上げやがて手を借りながら立ち上がりました。
歩けます。
しかし、首は左右も下にもうまく曲がってくれません。
深刻な怪我ではなさそうですが、そう簡単なことでもないかなあ・・・と、思いながらとぼとぼ荷物のあるところまで戻りました。
水にぬれたジャージを一人では脱ぐことが出来ず、手伝ってもらいながらなんとか着替えを済ませました。

試合後、チームで軽くミーティングをしていると、相手チームの方がなにか包みを持ってこちらに来ました。
先日、九死に一生を得た方から、お礼ということで『救急セット』を持ってきたということでした。
うまく動かない首を押さえながら笑ってしまいました。

よせばいいのに、そんな状態で味スタに行き、東京のパッとしない勝利を確認してから、家路に着きました。
その日の夜は、もう最悪!
目覚まし時計にさえ手を伸ばせないような直立不動の状態で一夜を過ごしました。

惰性でラグビーをやるようなことがあってはいけません。

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三平よりも

宿直明けの平日、鈴本演芸場の昼の部に行ってみました。
二代目林家三平襲名披露興業だからです。
私は、あの披露口上ってやつが大好きなのです。
しかし、平日だと言うのに、さすがに実力よりも人気先行の林家。
わずかに立ち見席が残るのみという状況でした。
いくら口上が聞きたくとも、立って数時間も感心しない芸を聴き続けるほどお人よしではありません。

急遽、下町散歩に方針転向しました。
上野のお山の桜はまだ三分咲き。
それでも名所だけに沢山の人が往来していました。
東京国立博物館には、大好きな阿修羅像が来るとのことですが、公開にはまだ数日早く会うことはかないません。
芸大くらいまで来て、昔、Nジュニアと行ったいい感じのお茶屋さんがあったことを思い出しました。
確か上野桜木というまさに今の季節を象徴するような地名のところにその店はあったのではないかと・・・
ありました。
『桃林堂』は、記憶とちょっと違っていたけれど、それらしい場所にそれらしく佇んでいてくれました。
ここに来たのは20年くらい前だと思われます。

その後、谷中あたりを散策して、日暮里駅へ。
まだ、酒を飲むには早い時間です。
どうしようかと思いを巡らすこと1分、赤羽『まるます屋』に行こうと京浜東北線に乗り込みました。
あそこなら朝からやっているからです。
しかし、東十条という駅を見て、瞬間に方針転向を決めました。
もつ焼きの名店『埼玉屋』の存在を思い出したからです。
角を曲がって、店が見えると結構な人数の人が列をなしています。
しかし、これだけ並んでいるということは、まだ店が開いていないのだろうと思い、時計に目をやると4時3分前。
これは4時開店なのだなあ・・・と、思ったらそのとおり。
二十数番目の客として、人気店『埼玉屋』の客となることができたのです。
そのもつ焼きは美味この上なし!

そして、仕上げは十条の『斎藤酒場』

申し訳ないけれど、三平の噺よりも味わい深い宿直明けの日となってしまったのは、言うまでもありません。

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March 26, 2009

号泣

先日、高校の卒業式を終えた娘の定期演奏会に行ってきました。
卒業式を終えた途端に、髪を染めパーマをかけた娘でしたが、この日会場に行ってみると、3年生は一様に同じような頭をしていたので笑ってしまいました。
厳しい女子高で抑圧されていた彼女たちは、自由の切符を手に入れると何かをやってみたいのでしょうし、また、後輩たちにも昨日までと違う自分をアピールしたいのでしょう。

大学へ行って吹奏楽を続けるかどうか分からないので、これで最後のコンサートになってしまうかもしれません。
去年は、この演奏会は部長としてむかえたので、あれやこれやと大騒ぎしながら準備をし、そして緊張の部長挨拶をしたことを昨日のことのようにはっきりと思い出していました。
それにしても、この吹奏楽部は素晴らしい!
なかのZEROホールという、音響のすぐれたホールであることも手伝って、1曲目からフィナーレまで美しい演奏を楽しむことができました。

娘たち卒業生は、後輩たちから花束を受け取っています。
感極まって、送る方も送られるほうも号泣しています。
いいクラブに入って、娘たちは本当に幸せなことです。
悩んで泣き、勝って泣き、負けて泣き、そしてこの日、別れの涙を臆面もなく流しています。

終演後、顧問の先生にご挨拶しに伺いました。
「先生、○○の父です。3年間、本当にお世話になりました。」
「あー、そうですか。
いえいえ、私は何もしていませんよ。むしろ彼女にまかせっきりでした。
今の3年生は、娘さんにまかせておけば大丈夫だと思って、全く心配していませんでした。
彼女は、将来どこの会社へ行っても、絶対に大丈夫ですよ。」

思いもかけず、ビックリすほどの褒められようです。

そういうことですから私の関係者で、人事権のある重役の方、
4年後には、うちの娘をよろしくお願いします。
(あっ、皆さんの方が失脚しているかもしれませんが、そうでなければ・・・)

反省会は、西荻窪の『戎』
美味い酒肴でした。

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勝ったり負けたり

開幕2連敗のFC東京は、今年J2から昇格したばかりの山形を迎え、まさに絶対に負けられない一戦にのぞみました。
山形は、磐田に大勝、難敵名古屋と引き分けて、堂々と味スタに乗り込んできました。
「これを負けちゃったらやばいだろ」
スタンドでは、あちこちでそんな会話が交わされていました。

前半を見る限り、山形はそんなに強くは見えませんでした。
東京に決定力がないということで、スコアレスでしたが、ポゼッションは完全に東京が支配しています。
この日は、初先発の石川が輝いていました。
攻撃時はもちろん、ディフェンスでも相手のボールを何度もかっさらい、久しぶりに元気なナオの姿を見ることができました。
その石川の頑張りで得たボールを、サイドからえぐり、キャプテンマークを腕に巻いた羽生が決めてくれました。
最終スコアは、1-0

それでも、やっと勝ってよかったね。
と、いう話を書かずに何日か経ってしまったところ、昨日、ナビスコカップ・柏戦でいいところなく敗れました。

先は、長く険しいですなあ・・・

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もらう時にワンダッシュ

強風の中、三郷まで練習に行きました。
私は、あまり行く気はしなかったのですが、Mが「車が車検なので乗せてってくれませんか?」と、言うのです。
しぶしぶ出かけていきました。

着いてみると、予想以上の強風が吹き荒れています。
どう考えても花粉も飛びまくっているでしょう。
「やっぱり、帰る?」
弱音を吐いても、Mは取り合ってくれません。
仕方なく練習に参加しましたが、やり始めれば、まあなんとなくやれるものです。
この日は、試合があったので軽めの練習で終わりました。
試合に出る連中が、合わせを始めたので、手持ち無沙汰にしていると、
「彼は、ラグビー初心者なのですが、ちょっと相手してあげてくれませんか?」
と、後輩が見慣れない青年を連れてきました。

彼は、将棋のプロを目指していたという変り種で、お世辞にも屈強とは言えないタイプに見えます。
「いいよ。じゃあYくん、一緒に練習しようか!」
と、即席ラグビー教室を始めました。
何を隠そう、私はこういうことが嫌いではありません。
パスの投げ方、受け方から始まって、ゆっくりランパスをしました。
スポーツとは縁遠い彼ですが、なにしろ真面目さは伝わってきます。
「通常は流して走っていていいけれど、パスをもらう時だけはスッとスピードを上げてね。コースはまっすぐね。」

子供たちと、スクールで走り回っている時を彷彿としました。

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March 21, 2009

ブザービーター

息子が中学校を卒業しました。
卒業式は、残念ながら始めから卒業証書授与まで見て、所用により途中で出てきました。
クラス代表としてのスピーチがあったようですが、それはビデオで見させてもらうことにしました。
いずれにしても奴にとっては充実した幸せな中学校生活だったと思います。
先生はじめお世話になった方々には感謝感謝です。
Cimg2341

卒業式の翌日、バスケットボール部の送別試合が催されました。
奴らにとっては中学校生活最後のゲームです。
10ヶ月間のブランクがある3年生と、いよいよこの春から最高学年になる2年生とのマッチアップです。
現在のキャプテンであるFくんのお母さんから、
「負けませんからね!」
と宣戦布告を受けましたが、
「ずっと運動していなかった連中に負けるようじゃ話になりませんよ!」
と、応戦しておきました。

スターティングは、双方ともベストメンバーです。
中央に並んでみると、3年の方が頭一つ抜けるくらいの身長差があります。
これじゃあ、勝負にならないかなあ・・・?
と、思っていましたが、ブランクのある3年はミスを連発し、2年生が連続ゴールをあげました。
楽しくなってきました。

2ピリ、3ピリは、控えの選手を中心に出場させ、3ピリ終了時では僅差の勝負になっていました。
そして最終の第4ピリオド。
連中にとっては、最後の8分間です。
身体もほぐれ、少しずつコンビネーションもよくなってきた3年は、次第にその身長差どおりの点差をつけ始めました。
みんな楽しそうにプレーしています。

途中、最近コーチとして来てくれた大学生にバスケットのディフェンスについて質問をすると、懇切丁寧に教えてくれました。
素人である私から見ると、連中はディフェンス時にマーカーばかりにとらわれていてボールホルダーから目を切る場面がやたら多いと感じていたのです。
コーチの話は、明瞭で、やはり私の感じていたことは、間違いではなかったようです。
そして、
「前の指導体制をどうこう言う立場にはありませんが、この3年生は関東大会くらいにはいける可能性の高いメンバーでしたね。」
と、言ってくれました。
もとより公立中学校の部活です。
あまり多くを期待しては、手弁当で面倒を見てくれている先生に申し訳けないと思っています。
しかし、180センチがらみのメンバーが3人、ボールを運べてパスを出せる選手が3人いたこのチームのポテンシャルは、やはり高いものであったようです。
そう思うと嬉しいような悔しいような複雑な気分でした。

あと5秒でゲームが終わります。
2年生のパスを、家族の大病にめげず気丈にプレーするガクボが上手くカットし、息子の前にボールが転がり込んできました。
体育館を囲むギャラリーが、「2!1!」と、カウントダウンする中、3ポイントラインの2メートルほど後方から放たれたボールは、「キャー!!!!」と、言う歓声とともにネットに吸い込まれていきました。

不覚にもウルッと来てしまいました。


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March 16, 2009

答辞

娘の卒業式に行ってきました。
高校の卒業式、しかも女子高の卒業式なんて面白いもんでもないだろうなあ・・・と、思っていました。
ただ娘が文化なんたらかんたらとかいう表彰を受けると言うことなので、ビデオおよび写真係として参加したのです。

卒業証書授与そして各種表彰が終わり、校長や来賓のあまり感心できない挨拶の苦行を経て、在校生の送辞が読まれました。
素晴らしいのです。
さすが、生徒会長だなあ・・・と、思いながら卒業生代表の子の答辞を聞き始めました。
涙をこらえながら読まれたその答辞は秀逸でした。
私は花粉症対策のマスクをしているのをいいことに、比較的堂々と何度も涙を拭く羽目になってしまいました。
特に、修学旅行で行った長崎で、被爆体験者の話を聞いたあたりはひきこまれました。
「すべての人がなぜ平和に生きることができないのか?」
そんな根源的な問いを、高校生という多感な時代に、自らの胸に刻みこめた彼女たち。
時代や社会や会社や状況や雰囲気で流されてしまう男性でなく、
「この子を戦場には送りたくない!」と、将来、わが身をもって訴えることのできるであろう女性たちに、この時期、かけがえのない体験を積めたのだなあ・・・と、思うと有難くてありがたくて・・・

入場料も払わずに、とても素晴らしいものを見せていただきました。

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サラリーマン

ちょっと用事があったので、東浦和まで武蔵野線で行くことになりました。
西武線から武蔵野線に乗り換える秋津駅は、一度外に出て5分ほど歩かねばなりません。
以前から気になっている店があり、この日も武蔵野線改札に入る前に横目でその店があることを確認してから出かけました。

出先で、心も身体も冷え切った私とHは、
「一杯やってく?」
「そうね、一杯だけね」
というような会話をしつつ、武蔵野線から降り立ち、その店、その名も『サラリーマン』ののれんをくぐりました。
入った瞬間に感じました。
これは、ビンゴ!だと。
土曜日の5時、店は満員、壁に描かれたメニューの豊富さそして安さ。
それでいてカウンターにはすし屋かと見まがうような冷蔵庫があり、その中には魅惑的な魚介類が我々のオーダーを待っています。
よく考えてみてください。
秋津駅前のサラリーマンですよ!
この場所でこのネーミングで、誰がよい店だと入る前に思うでしょうか!

当然の帰結ながら、一杯で終わるわけはなく、燗したコップ酒を数杯飲んだ私は、いい加減に酔っ払った状態で、
次の目的地、上井草へ向かっていったのです。

この日で、『ベルゲン』~『ライク・ア・キャット』と名前を変えたその店が閉店してしまうのです。
そこへ行けば、多くのラグビー仲間と飲み食べそして店の送別ができるのです。
残念です。
上井草のグラウンドとセットで、ここで幾度も楽しい酒宴が催されました。
ただ、如何せん平日の活用は難しかったようで、とうとう店じまいの日を迎えてしまったのです。
「残った酒はドンドン飲んでいいよ!」と、言われ、ビール、マッカラン、ジャックダニエルと流し込んでライク・ア・キャットとお別れをしてきました。

いい気分で帰りました。

終わり。
と、言いたいところでしたが、本当は、この日の昼間、わざわざ見沼たんぼの真中まで行って、浦和に完敗した東京のことを思い出し、溜息をつきながら帰ったのでした。Cimg2304


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March 10, 2009

AED

本当に驚きました。
河川敷で、おじさんラグビーをしていたところ、相手チームの選手が私の目の前で、突然崩れるように倒れたのです。
プレーは完全に止まっていたときなので、接触をしたりとかそういうことではありません。
しかし、その倒れ方が異常だったので、私はすぐにその人に駆け寄りました。
歯を食いしばりいびきをかいているように荒い息をたてています。

先週、受けたばかりの救急救命の実践をしなければならないのか!
と、思った瞬間、
相手チームの中から「私、医者です」と、言ってくれた方がおり、また隣でアメリカンフットボールをやっていた人の中に消防署員がいることが分かり、その二人によって懸命の処置がなされました。
「心停止している。呼吸もしていない。気道を確保しなければいけない。」と、緊迫するような言葉が発せられています。
救急車が来るまでの時間の長かったこと・・・実際にはあまりかかっていないのかもしれませんが、それはそれは本当に長く感じられました。
偶然にもプロがいたことで、この方は本当に運がよかったと思います。
救急隊員によってなされたAEDによって、心臓は動き出し、息も吹き返したと聞きました。
あとは、障害が残らないことを祈るばかりです。

どんどん体温が奪われ、脈の感じられない手を握り、
「分かりますか?握り返せますか?」
と、聞きながら、先週聞いたばかりの研修の内容を必死に思い出そうとしていました。

「身に着けておいて無駄な知識などひとつもない。
あとは、それをどう使うかだ。」
かつて、親戚の大叔父に言われたことが頭をよぎりました。

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ドロンパ

今年もJリーグが開幕しました。
かつてオープニングゲームは強い!と、言われていた東京ですが、この日は見る影もありませんでした。
新潟に1-4
なにがやりたいのかサッパリ分からないゲームでした。
前半のうちは東京も悪かったけれど、相手の新潟も酷く、開幕早々おもいっきり低レベルの凡戦だなあ・・・と、あきれ返っていましたが、前半終了間際に決められたのを皮切りに、必要以上の失点を重ねるという最悪のスタートとなってしまいました。
失意のまま家に帰ってテレビで見た鹿島対浦和の内容があまりにも素晴らしかったので、同じリーグを戦っていていいのだろうか?と、思わざるを得ない開幕戦の日でありました。

オープニングのゲストは、去年はものまねの山本高広で、少し苦笑したりもしましたが、今年は東京にできたマスコットの『東京ドロンパ』
まあ、ゲストなんてどうでもいいけどさあ・・・
でもスカパラの演奏で華々しく開幕した時なんかはよかったよなあ・・・

今年もまたわざわざストレスをために味スタまで通う日々が始まりました。
来週は、浦和かよ・・・Photo


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March 02, 2009

連繋プレー

たまには真面目にいい話でも。

日本選手権でワインをしたたかに飲み、その後、「まだ早いから」なんて言いつつ2軒のはしごを完遂した私は完全なる二日酔いの朝を迎えました。
この日は、9時から上級救急救命の更新のための講習があるのです。
熱いシャワーを浴びて、消防署に急ぎました。

ダミーの人形さん、ごめんなさい。
マウス・トゥ・マウスで吹き込む私の息はワインの香りがしたでしょうね。

全然、いい話じゃあない?

これからです。

座学で、講師をしてくれたのは、本当に真面目そうな20代か30代なったばかりくらいの救急隊員でした。
その中で、はたして本当に高価なAEDをあっちこっちに配置する意味があるのか?というような意地悪な質問に対して、
「これは数か月前に、この近所の比丘尼公園であった実話です。70歳くらいの男性が、お孫さんを自転車に乗せて走っていました。どうやらお孫さんをプールに連れて行った帰りだったようです。突然、その方が倒れたのです。近くを通りかかった女性が、それに気づき声をかけても反応がありません。彼女は偶然にも、1か月ほど前に、普通救命講習を受けたばかりだったそうです。また、さらに運の良いことに、プールの監視員のバイトをしていた男性が通りかかり、彼に心臓マッサージを依頼し、自分は119番通報をするとともに、管理事務所からAEDを持ってきてその男性に措置をしたおかげでその一命をとりとめ、1ヶ月後には自分の足で歩いて退院できるまでになったのです。」
それはそれは、本当に嬉しそうに、そして誇らしく語ってくれました。

こういう素晴らしい逸話を、自堕落な私も含む十数人程度の人に、一生懸命語ってくれる爽やかな青年がいるだけで、ああ日本はまだまだ捨てたもんじゃあないなあ・・・と思うのです。

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ビールとワインといなりずし

東芝が不祥事により辞退したことで、準決勝を休んだかたちのサントリーと、今やトニー・ブラウンがいなくたって強い三洋の対戦となった日本選手権決勝を見に行きました。
古くは1月15日に社会人と学生チャンピオンの一騎打ちだったこの日本選手権。釜石が学生さん相手にモダンなラグビーを見せ、大漁旗が打ち振られ・・・・・まあ、昔のことはもう言いますまい。
でも、また言うと思うけど・・・

一杯にならない秩父宮では、1時間前入でも結構いい位置に陣取れました。一般席としては、まあまあの場所で仲間とともに、今シーズン最後のラグビーを楽しむことにしました。
世界同時不況の影響(?)で、会社でも立場のない私としては、少し道楽を控えようかとも思い、試合を見た後は静かに帰ろうと思っていました。
席についた途端にMからビールを差し出され、それをのどに流し込んだ瞬間に静かに帰ることはなくなったのだと思います。後から冷静に思えば・・・

ゲームは、なかなかの熱戦でした。
サントリーが勝つとすれば、前半にどれだけ獲れるかということにかかっていると思っていましたが、いいところまでいってしとめきれなかったり、無駄なドロップゴール失敗で流れを断ち切ったりする拙攻で、そのチャンスを失ったように思いました。
後半でも、ここが勝負どころ!と、思えるような場面がお互いに何度かありましたが、最後はトニー・ブラウンに仕上げられてしまったという幕切れでした。
本当にいいゲームだったと思います。三洋はいいチームだと思います。
たぶん・・・

Mのバッグからは、家にあったワイン、つまみ、そしていつも持ってきてくれる荻窪のいなりずしと、どんどん魅惑的なものが出てきます。
それを片づけながら観戦していると、後から来たイカが、ありがたいのかどうなのかわかりませんが、1.8Lのでかいワインを持ってきてくれちゃったのです。
昼間の酒は効きます。
両チームの熱戦を肴に飲むワインは格別でした。
しかし、お陰さまで試合は少し霧のかかった向こうの方でやっていたような感じがしないでもありません。

完全に勢いのついてしまった我々の反省会は、千駄ヶ谷『龍樹』そして代々木『馬鹿牛』

不景気がなんだあー!

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